乗用エレベーター
人を輸送することを目的として稼働するエレベーターです。
マンションや高層ビルなどが普及し続ける中で、縦方向の移動手段として欠かせない存在ともいえる乗用エレベーターは、今では一戸建てに設置されることもしばしばあります。また、老若男女問わず様々な方に利用されるため、誰にとっても使いやすく安全な設計でなければなりません。さらに、昇降移動や着床時の振動を抑えたり防音機能を充実させるなど、快適性にも考慮したエレベーターの設置が要求されます。当社では、以上のようなポイントをふまえながら乗用エレベーターの設置、メンテナンスをご提案させていただきますので、まずは、お気軽にお問い合わせください。
届け出等の法手続きもお任せください。
受注について
当社では、お客様の設置環境やご要望に合わせた受注を中心に行っております。
たとえば、マンションや高層ビルなどでは利用者が限定されないため、小さなお子様から高齢者の方まであらゆる人が利用されることを想定しなければなりません。そこで、カゴ内の操作盤の位置を少し低めに設置したり、表示内容やボタンなどを大きめに設定するなど、快適にご利用いただくための工夫を施します。また、一戸建てに設置するホームエレベーターなら、お家の間取りなども考慮すると既存製品を据え付けるのは困難なので、設置場所に合わせて製作いたします。いずれにおいても、お客様との打ち合わせでご提示いただいた条件や設置場所の状況などを考慮したうえで、最適なパーツ選びから必要な機能などをご提案させていただきます。
稼働タイプの選択
乗用エレベーターをお求めの際、お客様にお選びいただきたい稼働タイプをご紹介いたします。
「昇降移動をどのようなタイプで行うか」「ドアの配置をどうするか」など、お客様の使用状況に合わせて稼働条件をお選びください。お客様の使用環境やご予算などを考慮しながら、機能面はもちろん費用面からご満足いただけるサービスを心がけております。
昇降方式
油圧方式
機械室にある電動ポンプによる油圧が原動力となり、油圧ジャッキ（プランジャーとシリンダー）を昇降移動させることでエレベーターを稼働させる方式です。機械室がどこにでも設置でき、建物の上部にかかる負担を小さくします。
ワイヤー方式
ワイヤーを巻き上げて昇降移動を行うエレベーターです。 昇降移動の際に振動や騒音が抑えられ、なおかつ高速運転が可能です。
機械室レス方式
制御盤や巻上機などを昇降路の中に設置することで、従来の設置場所であった機械室を不要にしたエレベーターです。 建物の上部にかかる負担が軽減され、振動や騒音も抑えられます。
ドアの配置
一般乗用方式
カゴ内へ出入りするドアが1つ設置されたドア方式です。 ドアの配置としては最も一般的とされています。
L型方式
カゴ内へ出入りするドアが正面と側面（左右どちらか一方）の2カ所に設置されたドア方式です。 設置環境によってはドアがひとつの方向にしかない場合、出入りができないことがあるので、L型方式が最適です。
貫通方式
カゴ内へ出入りするドアが前後2カ所に設置されたドア方式です。 出入り口が貫通することで、便利で使いやすい設置が可能になります。
主な納入先
乗用エレベーターは、主に以下の場所に設置されております。 この他にも、お客様のあらゆる設置環境に対応いたしますので、乗用エレベーターの設置をお考えの方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
- マンション
- オフィスビル
- 一戸建て（家庭用ホームエレベーターとして）ホームエレベーターについて
- 病院
など。
メンテナンスもおまかせください
当社は、乗用エレベーターのメンテンスも行っております。 現在、ご利用になられている乗用エレベーターにおいて不要個所などでお困りではありませんか。 「稼働中に異音がする」「ボタン操作が効きづらい」など、気になる点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。 現場にお伺いして、迅速に対応させていただきます。
